審判室の次はバンクに降りての審判・執務体験です。
執務というのは、スタートのときに号砲を鳴らしたり、ジャンを鳴らしたりといった裏方仕事のことを言います。
さすがに、この体験はレースの合間に選手のいないときにさせていただきました
審判・執務体験
まずは、スタートの号砲を鳴らします。
号砲が引金となって、発走機のロックも外れます。フライング防止のためだそうです。
音は電子音のようですね。それほど大きな音という感じはしませんでした。
次は、ジャンを叩かせていただきました。
こちらは、電子ではなくほんまもんの半鐘なんで耳当てをして鳴らします。
ここに当ててください、というところに最初は命中しなくって 意外に難しかったです。
そして、その次は、4コーナー審判が登らせていただきました。
3mくらいあるのかな?でも、目の前の走路の傾斜がキツいので、あまり高く感じませんでした。
そして、インカムで先程行ってきた審判室と話ができました。
審議のランプもついていて、審議のときにはランプをつけ赤旗を振ることになります。
こんな感じで、バンクでの執務・審判体験をさせていただきました。
最後は、もうすぐ次のレースが迫ってて、かなり焦っちゃいました
が、これもまた貴重な体験でした。
そして、再び検車場に帰ってきます。
検車場
検車場に戻ると、小部屋の中で検車員の方が車輪を整備されていました。
落車した自転車の車輪を直しているところとのことでした。
車輪はリムという輪っかとスポークとハブから構成されています。
これを正確に組むのには技術が必要だそうで、ここにおられる方々は車輪直しのプロなんだそうです。
修復中の車輪にも触らせていただきました。
タイヤはだいたい10気圧くらいになっているそうです。カチカチです。
また、実際のレースに使う自転車を持たせていただきました。
意外に重い?というのが正直な感想です。
最近、ロード用の自転車なんかを持ってみる機会が多いかったせいでしょうね。
でも、ママチャリよりはめっちゃ軽いと思います。
ここで1つ、前々から気になっていたことを質問させていただきました。
それは、自転車の整備中に両手でハブを持って車輪をクルクル回すのはどういう意味?ということ。
都道府県や国体を見に行ったときに気になってたんですよね
1つは、ハブに問題がないことを確認するため。
不良のハブと良品のハブと2つを触らせてもらいました。
たしかに良品の方は滑らかに回るんですが、不良のものはなんか重いという感じがしました。
それともう1つは「振れ」を見ているのかな?というご回答でした。
「振れ」というのは歪みといったら言うのかな?回したときに左右にフラフラしちゃうことを言うみたいです。
ずっと疑問だったことが1つ解消しました。ありがとうございました
ちなみに、検車員の方もアマチュアのレースに出られるそうで、やっぱり自転車がお好きなんですね
そんなこんなでたくさんのことを教えていただいた「けいりん舞台裏ツアー!」でした。
盛りだくさんすぎて憶えきれてない~~~っというくらいの内容の濃いツアーでした。
そして、説明してくださった係の方、審判の方、検車員の方、執務の方、みんな優しく丁寧に対応してくださいました。
ありがとうございました
ほんとオススメなツアーですので、是非ご参加くださいませ
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