競輪選手になるまで(試験に関して)

ちょっと前ですが、スピードチャンネルの番組で

「実は、競輪学校を卒業しただけでは競輪選手になれない」

という話を聞きました。7月デビューした98回生さんのうち、デビューできたのは53人。
卒業するのも、卒業して選手になるのも、実は厳しいみちのり…だそうです

まず、在学中に卒業認定試験というのが2回あるそうです。
そして、無事卒業して資格検定試験に合格した人のみが競輪選手になれるんだそうです

で、どんな試験かというと、卒業認定試験は、学科と実技の2つだそうです。
100回生でいうと1回目の卒業認定試験が、8月の末に学科、9月に実技の試験となるそうです。

実技の試験は、1kmTTと200mFDの2種目になります。
1kmTT を 1分14秒5、200mFD を 12秒7 以下で走らないといけません。

不合格だと追試はしてもらえます。
内容は易しくはなりません(多分)が、試験のために特訓するチャンスはもらえるみたいです。

以前、 BS-TBS の「銀輪の風」という番組で競輪学校の卒業認定試験が特集されていたのですが、
追試となった生徒たちは競走訓練から外れ、タイム向上のための特訓をつけてもらってました。
しかしながら、ど寒い時期でタイムが出しにくいのもあり、追試でも不合格の選手も少なくありませんでした

追試不合格の場合は、次回送り(留年)となり、次回生と一緒に訓練を続けることになります。
さらに、次回送りも2回までが上限で、結果を出せなければ競輪学校を去ることになるそうです。

そんなこんなで卒業が認められると、次は、資格検定試験(国家試験)になります。
内容は不明ですが、おそらく学科と実技になるのかなと思います。
この試験に合格すると、晴れて競輪選手になれます。

資格検定不合格となった場合は選手登録できず…、半年後の次回生の資格検定試験のときに再受験することになるそうです。
それまでに、地元で特訓が続く…ということになるのでしょうね。

競輪学校は入るのも厳しいのですが、卒業するのも、卒業して選手になるのもなかなか厳しいそうです
それでも、プロのアスリートとしてレースで勝負する方が何倍も厳しいかもしれませんね。
そんな場でしっかり走れる選手になるための厳しい試験なんでしょうね。

記録会のタイムを見ていると、ダイスケさんの心配はしてないのですが…
やっぱり、せっかく同期で入学したのですから、99回生みんなそろって卒業・デビューして欲しいです。
ダイスケさんも、同期のみなさまも、頑張ってください

卒認試験の時期・内容などは、スピチャンウイークリーウォッチで中野さんに教えていただきました
ありがとうございました🙇

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