競輪学校豆知識

ここんとこ、「ぷっすま」や「はねるのトびら」で少しばかり競輪学校の様子が映りましたね

ということで、TVを見てて気がついたことを少し書いていきたいと思います。

ピスト

競輪用の自転車ピストはペダルが空回りしません。
で、「はねるのトびら」では止まれずにいましたが
通常は、スピードを緩めながら足をペダルに固定しているトゥークリップを緩めて止まります。

全力を出しきって足にきてしまって自分でコントロールできないようなときは…
手伝ってもらって支えてもらって降りるというようなこともあるみたいです。

ローラー

3本ローラーといって、前輪を載せる1つのローラーと、後輪を載せる2つのローラーからできています。
この上で、走ることによって、バランス感覚や漕ぐ力を養うそうです。
TVでは、教官の合図で全力疾走したりしていました。
(素人は、ふつうに走るだけでも結構キツいらしいです)

自転車競技の会場でも、あちこちに置かれていてウォーミングアップやクールダウンに使われています。

初心者はうまくバランスがとれず、転倒することもあるそうですよ~

登坂走路

平坦部200m、坂道80m(最大斜度14%)の直線の走路です。
疲れに負けない脚力を作るため、多いときには1日10本も登るそうです。

TVでは、適性組さんかな?登れてない生徒さんもおられたり…

また、坂を降りてくるとき「漕いでるよ!」と驚いてましたが、ピストはペダルを回さないと降りてこれません
降りるスピードを上げるため、ではなく、前に進むために必然的にペダルを回してるだけ…だと思います。

オードリーの若林さん、坂を登りきったのはすごいですね!

400mバンク

カント(傾斜)が最大31度あり、高いところだとある程度スピードが出ないと落ちるそうです。
多分、右のペダルが走路にあたってバランス崩すということ…かな?
なお、逆に平坦なコーナーところとでスピードが出すぎると左側のペダルが地面当たっちゃうそうです。

また、バンクの高いところから落ちると鎖骨が折れるぞ~っという注意が飛んでましたが、
別府で大塚選手も、初めたばかりのころは何回か落ちて怪我したこともある…とか。
マジな話なんですね。

このバンクで卒業記念のレースも行なわれます。

ヘルメットキャップ

「ぷっすま」の登坂走路の場面で生徒さんたちが色とりどりのヘルメットをかぶってたかと思います。
これは、ヘルメットの上にかぶせているキャップが生徒によってちがうからです。

この色は、記録会の結果で決まります。

金: スピード、持久力がともに特に高い
白: スピード、持久力がともに高い
黒: スピードがある
赤: 持久力が高い
青: それ以外
黄: 適性組(入りたての)

そして、優秀な生徒はエリート班に所属し、キャップも白にレインボーの柄が入ったものになります。
エリート班には、3月現在で、98・99期合わせて16人が在籍するそうです。
99期では、藤井英二さんと、竹内雄作さんがその中に入っているみたいですね。
99期では、藤井選手の実力が飛び抜けていているそうです。去年の大会のスプリント強かったですもんねぇ。
彼が99期生を引っ張っていけば生徒全体が強くなると教官からの期待も高いそうです。

卒業試験

3回の卒業試験にクリアしないといけません。(たしか学業の方もあったはず)
試験は1kmタイムトライアルのタイムになります。
このへんの話は長くなりそうなので別の機会に…

夕食

基本的に1日4000kcalの摂取が目標となっているそうです。
なんで、ご飯もすっごい量でした。
野球のころより食べてるのかな?あんまり変わんないのかな?

規則とか

「ぷっすま」のクイズいくつわかりましたか?
わかりやすくダメなんからいくと、携帯電話、飲酒・喫煙、パチンコ(ギャンブル)、夜遅い番組の試聴。

休日に東京に行くのがダメなんは知りませんでした
休日の外出先は、三島・沼津までに限定されてるんですね~。
ただ、外出できる時間が長くないので、東京まで行ったとしても、ほとんど時間なさそうですが

それと、ポスター(公共物なので勝手に貼ったらダメ)やカップ麺(食事は決められた時間にきちっと)もダメなんだそうです。

また、ゲーム機も通信機能がつくようになったので禁止ということで、これは、競輪選手も同様に規制を受けています。
競輪場に到着したら携帯電話といっしょに預け、終わって帰るときに受け取るのだそうです。

他にも、お金の貸し借りやそれに類するものも厳禁。
ほんと、いろいろ厳しいところですよ~。

と、そんなこんなの競輪学校。
厳しいけれど、笑顔で元気に「楽しいです!」と言ってはったんで、嬉しかったです
強くなっていってる手応えもあるんでしょうね。

また、TVで紹介してもらえるといいですね~。

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