三好師匠

スピードチャンネル(CS)の番組「トシマサが往く 別府競輪場」の中で、
三好師匠が出てらしたので、エピソードをご紹介します♪
(なお、多分再放送で、2007年ころのVTRかと思います)

この番組は、吉岡稔真元選手が各地の競輪場を訪ねる番組で、別府競輪場編です。
現役のころ17年間お世話になった先輩ということで、別府に来たからにはと
焼酎の一升瓶を携えて杵築の三好師匠のお宅を訪ねてました。
お酒を酌み交わしながらいろんな話でされていました。

別府は練習環境が良く、杵築はアップダウンが激しく街道練習に適してるそうです。
(街道練習とは、一般道で練習することを言います)
杵築のオレンジロードと呼ばれる道で、30〜40kmで引いてもついてきた!とかいう話もあるとか。
また、雨や大雪のときでも練習してたそうです(驚)

そして、三好師匠のバイク誘導は実戦を想定したものだそうです。
例えば、小野選手の場合は、追込選手なので、牽制してから捲くらせ、
内側を並走しながら限界ギリギリまで檄を飛ばすのだそうです。
また、常にバックミラーで選手の顔色を見ながらギリギリまで引っぱるのだそうです。
休憩が短かいのも特徴なのだそうで…、キツそう
そんな練習の積み重ねが強さにつながってるんでしょうね。
(なお、バイク誘導とは、バンクでバイクに引っぱってもらって行なう練習です。
ピストより抵抗を受けにくく、スピードが出せるため、高速の感覚がつかめるそうです)

ちなみに、吉岡さんの場合は、本数を重ねてもタレてこず、
キツそうな顔を見てちょっと情けをかけるとターボをかけて追いついてくるそうで。
こっちはチクショーですよ!なんて言うてはりました(笑)

吉岡さんが引退を決意して、三好さんに報告しようとご飯に誘ったら、
三好さんが大塚選手や菅原選手も呼んでいて、ここでは言われんって思ってたら、
いきなり「まさか辞めるんちゃうやろな?」だそうで。
「そんなわけないじゃないですか」としか言えなかったそうです。
それきり言う機会がなかったという吉岡さんに、三好さんは
「俺は寂しがり屋やけん、2人きりで飲みきらんもん」だそうです(*^^*)
三好師匠、すっごいいい方ですね。

バンクに響いていた大きな声と、厳しいけど選手のことめっちゃよく見てる優しさから
鳴尾浜のコーチ陣(というか某コーチ)が思い出されちゃいました
いい師匠に弟子入りしはったんやな〜っと嬉しく思います。

なお、7月には、三好師匠のお弟子さんの高橋義秋選手(96期)がデビュー予定です。
7月1日〜3日の地元別府での開催です♪デビュー戦、一番乗りですね〜。
デビュー戦、いい走りをして、勝利で飾ってください!

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