9月に国体で行なわれる自転車競技は次の8つです。
- ロードレース
- 1kmタイム・トライアル
- ケイリン
- スプリント
- ポイント・レース
- 4km速度競走
- 4km団体追抜競走
- チース・スプリント
ということで、 前回紹介していないケイリンと速度競走の2つについてご紹介していきますね。
ケイリン
基本は、競輪です。5〜8名以上で競い、先頭誘導員(ペーサー)もつきます。
ペーサーは時速30km あたりから序々にペースを上げ、残り1.5周で時速50km前後で退避します。
競輪との違いは、ラインは組まず個人戦のことが多いというところでしょうか。
また、ペーサーが離脱するまでは、後輪後端を追い抜いてはいけません。
個人戦で、強烈な牽制もないでしょうから、競輪とはだいぶ違う展開になるのでしょうね。
どう違うか見てきたいと思います。
速度競走
速度競走は、個人で行なわれ、決められた距離を走って着順を競います。
ただし、周回中に決まった回数分先頭を走る必要があり、これを先頭責任回数と言います。
先頭責任回数を完了した選手の中から着順で順位が決まり、未達成の選手はその後となります。
また、未達成の中でも先頭回数が多い方が上位となります。
先頭責任回数はホームとバックでそれぞれカウントされるので、弥彦競輪場の400mバンクの場合は、
ホームで9回、バックで10回の計19回カウントされることになります。
先頭責任回数は人数によって決まりますが、おおむね人数で割った回数 +1 くらいのようです。
6人で4回、8人で3回、10人で2回といった感じです。
最後で1着をとる余力を残しつつ、いかに先頭責任を完了させるかが鍵のようです。
早めに完了してしまうタイプ、最後まで余力を残して一気に先頭責任を完了して逃げるタイプ、
いろいろあるそうです。
各競技、それぞれに見所があり、おもしろそうです♪
実際に、生で見てみると印象が違ったりしますし。
よかったら見に行ってくださいね♪
そして、新潟の国体、どんな走りをしてくれるのか、今からとても楽しみです。
大分県からは、どなたがどの種目に出られるんでしょうね。
みんなで表彰台独占しまくってください♪
今回は、こちらを参考にさせていただきました。
- 日本自転車競技連盟 の 競技規則(PDF) (かなり詳しく書かれています)
- 全国高体連自転車専門部
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