たけお競輪でのこぼれ話です。
今回も、ガイダンスでいろいろとお話を聞いてきました
特別観覧席にあるガイダンスコーナー?で元選手の成松さんに教えてもらいました。
ありがとうございました
教えてもらったのは「なぜ、バック向かい風は捲くりが有利なの?」という素朴な疑問
ときどき聞くのですが、なぜかがわかんなくて。ちょうど3日目はバック向かい風なので聞いてみました。
バックが向かい風の場合、先行選手は2コーナーからバックに入ると急に風圧を感じるそうです。
そして、この風圧によって先行選手がのスピードが一瞬緩むんだそうです。
一方、後ろの選手は、先行選手の後ろで風を感じずに走ることができます。
この先行選手のスピードが緩む瞬間が、抜きやすいタイミングとなるそうです。
ということで、バック向かい風のときは、捲くりやすい!ということになります。
ようやく納得しました~
なお、捲くりを打つときには、これで捲くり切れるというのは感覚的にわかるんだそうです。
そして、そのタイミングでスピードを少し緩めるもんだそうです。
すると、後ろについている番手選手もまた、スピードを緩めないといけないことになります。
そして、また、ゴールに向けてスピードを上げることで、緩急をつけるんだそうです。
すると、後ろの選手も簡単に差す(抜く)ことができず、逃げ切りやすくなるのだそうです。
前々回の一宮のインタビューで話してた「踏み直し」ってこういうことだったんですね。
番手選手は、同じスピードで追走していると差しやすく、緩急をつけられると苦しいものだとか。
競輪もやっぱり、相手が嫌がるような走りをするってのも重要なんですね。
後は、先行選手としてやっていくなら、相手が嫌がるくらい、もがき合ったりする必要があるとか。
こいつはしぶとい!というような印象付けることで、相手が嫌がり、退いていくようになるそうです。
1戦1戦だけでなく、積み重ねも重要なんですね。
また、捲くりも、後方から一気にと同じようなタイミングからばっかりだと、対策されてくる…とか。
強気でいい位置をとりにいったり、カマシから早めに発進したりと工夫が必要なんだそうです。
最近のダイスケさんを見ていると、早めの捲くりだったり、じっくりタイミングをはかったり。
いろいろされてますよね。
それに、ここぞ!というタイミングで一気にしかける強さを感じます
盗塁のスタートにもつながるものがあるのかも。
いろいろ勉強させていただきました!ありがとうございました。
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